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   タビノキヲク
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昔―
「百済の王子」と名乗る男が
吉備の国にやって来ました。
温かく迎えてくれた民衆へのお礼として
王子は造船技術、たたら製鉄技術など
百済の優れた技を伝授し、そうして
吉備の国は繁栄していきました。
また、王子は山の上に城を築きました。
渡来人が城壁のことを「ウル」と呼んでいたので
いつしか王子は温羅(うら)と呼ばれるようになりました。
しかし製鉄技術などを狙った大和朝廷は
吉備攻略に五十狭芹彦命(吉備津彦野命)を送ったのです。
はげしい合戦の末に、温羅は五十狭芹彦命(吉備津彦野命)に
左目を矢で打ち抜かれ、ついに捕らえられたのでした。



駐車場から鬼城山山頂までは、
老いも若きも歩きです。

『鬼ノ城ビジターセンター』がありますが
とりあえず後回し、後回し。

入口?に竹の杖があって
自由に使えるようです。
鬼ノ城1周するのであれば借りた方が
良いかもしれません。

 
↑おっと分岐だ

この分岐
右は緩やかではあるけど
曲がりくねって遠回りな遊歩道。
左は工事車両も通るような
急な坂道。でも直線的。

どちらを取るかは自分次第。
まぁ
遊歩道のほうがいいと思いますけどね。

ちなみに分岐にはパンフレットが
あります。

 
↑ビジターセンターにも
 同じパンフあります。

途中にベストショットポジションがありますので
ぜひ立ち寄りましょう!

 
↑この看板が目印です。

 
↑橋を渡って

 
↑この眺望!

ここ学習広場という名前です。
いろいろ学習してください。

さて、今見たところに行ってみましょう。
学習広場からすぐです。

 
↑左の道は第一展望台へ。右の道は西門へ。

どっち行っても最終的に同じところに出るんですが
まぁ手堅く展望台のほうへ行ってみましょう。

 
↑角楼跡があります。

 
↑角楼跡より西門を望む

 
↑1周散策コースになってます。

ここは鬼城山山頂。
すり鉢型の山なので、傾斜は急ですが
頂上は平坦。
眼下には総社平野の眺望が広がっています。

でも実際に城があるわけではなく
復元された門や
礎石跡や水門や城壁が
かつてそこに城があったことを
物語っているのです。

 
↑温羅も見ていたであろう空は
 今日も青い・・・。

というわけで
さぁ、次に西門へ行きましょうか。

 
↑修復された西門。

この日は風が強く、また柵なんかないので
風に飛ばされたり
写真撮るために後ろに下がりすぎて
がけの下まで一直線!!になりかねません。
全て自己責任で撮影しましょう。

 
↑こんな道。

そろそろ下山の時刻となりました。

今更ですがビジターセンターでお勉強しましょう。
ジオラマやパネルやDVDがあります。
入場無料です。

トイレはキレイで、水洗です。
(砂川公園のは汲み取り式だったけどね~)

自販はないので、水は持参に限ります。

さて帰り道。
こん案内板が・・・

 
↑総社・ふるさと自然のみち、とな。

 
↑うほっ♪川口浩探検隊の予感!

 
↑左側は畑。私道っぽい(^_^;)

 
↑冠水してる!!大丈夫?この道合ってる?

実はこの後、これ以上の道・・・というか
完全なケモノ道になっていて
本気で遭難するかも・・・と思った。
ハチとかも飛んでるし・・・。

 
↑とりあえず道的なものになった・・・

 
↑隊長!車道発見です!!

車道に出てみればなんてことない
駐車場まであと1000mの地点。
なーんだ、ここか。
行きにも見たなぁ、この道。
何はともあれ短い時間でしたが
スリリングな体験でした。

途中で遭難することもなく
ヘタれて倒れこむこともなく
無事に駅まで着きました。

約30分電車を待ちます。

 
↑駅ものんびり。

―続く

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