忍者ブログ
   タビノキヲク
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6
五十狭芹彦命(吉備津彦野命)は、捕らえた温羅の首をはねて
晒しましたが、温羅は大声で唸り
それは止むことがありませんでした。
犬に喰わせて髑髏にしても
現吉備津神社のお釜の下に埋めても
唸り声は止むことなく、近郊の村々に鳴り響きました。
五十狭芹彦命(吉備津彦野命)が困り果てていた時
夢枕に温羅の霊が現れて
『わが妻、阿曽媛に命の釜殿の神饌(みけ)を炊(かし)がしめよ。
もし世の中に事あればかまどの前に参りたまえ。
幸あらばゆたかに鳴り、わざわいあらば荒らかに鳴ろう。
命は世を捨てて後は霊神と現れたまえ。
われは一の使者となって四民に賞罰を加えん』
と告げました。
五十狭芹彦命(吉備津彦野命)がそのお告げの通りにすると、
唸り声も治まり平和が訪れました。



さて鬼ノ城を後にして
今度は『吉備津神社』へ向かいます。

鬼を討った男が奉られています。

ちなみに隣駅の備前一宮駅には
吉備津彦神社』があるのです。
同じく吉備津彦命が奉られていて―

一字違い。
ヒジョーに紛らわしいですな。

服部から吉備津までは
岡山行き 所要13分、200円。
駅から徒歩約10分です。

散策できるのは1時間。
さ、行こう。

 
↑ひたすら直進です。

この先の道路を渡ると
松並木の参道です。

 
↑到着~

さっそく参拝もせずに
回廊に向かいます。

そう、
吉備津神社に来たのは
この回廊を歩きたかったから。
(えっ、それだけ??)

 
↑こーんなに長い回廊!
 横たわる龍のように・・・びろ~んと。

 

回廊の途中途中に、外に出られる
(というか別の宮に行くための)
分岐があります。

 

その一つ、御釜殿に向かう分岐。
この先で鳴釜神事が行われるのです。



中には入れますが、写真撮影禁止ですよ。
釜から湯気が上がっていましたが・・・
まぁ
おとなしく従いましょう。

回廊も歩き、御釜も見たので
帰ります(←あっさり)。

でもその前に、ついでなので
お隣の宇賀神社にも寄っていこうっと。

  

鮮やかな朱塗り
枝垂れ桜も美しいじゃありませんか!

やばっ時間なくなってきた!
いっそげ~いっそげ~

 
↑こんな感じの松並木を早歩き。

帰りの電車も岡山行き
所要14分、200円。

2両編成でした。
でも2両目の扉は開きません。
1両目から乗り降りするんですよ。

ほとんど無人駅だしね。
当然といえば当然か。

但し岡山駅では全扉開くので
ご安心を。

というわけで
やたらと飛行機雲が見える
岡山1泊2日の旅は終了です。

あ、そうそう。
おみやげはモチロン

きびだんご

です。



あと
ご飯食べてる時間なかったので
空港で、駅弁ならぬ空弁を購入。
おいしかったですよ(*^_^*)

 

またいつか!

―おしまい

拍手

PR
Profile
Name:eki-Hbf
「今」が「その時」! 行きたいなら、行っちゃいなYO!
search
忍者ブログ [PR]