弾丸旅だよ和歌山県

JALのマイレージをせっせと貯めている。
長年使ってきたカードを解約し
わざわざJALカードに切り替え
なおかつマイレージがダブルになる
ショッピングマイルプログラムのために
年会費以外の料金も支払っている。
（年会費より高い・・・。）

そこまでして、嗚呼、そこまでして貯めているのに

なぜ、消えてゆくのか？

ユナイテッドのマイレージは、加算された時点で期限が延長になる。
なので延々貯められる。

だがしかし
JALのマイレージは一定の期間が過ぎると
容赦なく消えてゆく！！！

で
今年の2月で、数千マイル消えてしまう
という現実を突き付けられたため

1月某日―
12000マイル（往復）使って、和歌山まで行ってきました☆

目指すは那智。もう、ここ一択！

南紀白浜空港から那智山までの公共交通機関各種は
なんだか接続が悪くて
白浜駅で無駄に40分ちかく、紀伊勝浦でも40分ちかく時間が余る。

なわけで
とりあえず空港からタクシーで
名勝地である千畳敷まで行って
バスで白浜駅に戻って
特急くろしおで紀伊勝浦へ行き
昼食を食べたら
バスで那智山へ向かう

という計画をたてました。

颯爽と乗り込むタクシー。
いつもは金銭的な問題でタクシーなんて使わない。
空港からタクシーに乗るなんて
ドラマみたい♡（？）

で、ドライバーのおっちゃんに
「千畳敷まで」と告げる。

お「千畳敷？だけでいいの？」
私「電車の時間がアレだから、いいんです」
お「なら千畳敷と三段壁と見て回って駅まで送るよ？
　　待ってる間はメーター止めとくしな
　　観光タクシーや」
私「うーん。・・・じゃぁそうしようかなー」

おっちゃんの営業努力に敬意を表し、そのプランに決定。
タクシーは10分ほどで三段壁に到着。

目の前に広がる海（おっちゃん曰く紀伊水道）！

　
霞んでなければ四国が見えるんだって。

そして右には断崖絶壁！

　
あーこれ、追い詰められた犯人が
ナイフを向けて「来るな！」とか言いいながら
犯行動機をグダグダ語ってるクライマックスシーンだわー。

さ、雄大な海を堪能したら
今度は地下の洞窟へ。

　
通常1300円ですが
おっちゃんと一緒に行くと100円割引になります。
（巷では1000円の割引チケットもあるようです）

　
洞窟内に流れ込んでくる波の音が
体持ってかれそうで、ちょー怖いよぅ(((;ﾟДﾟ)))

30分弱観光して、上に戻ります。

次は千畳敷。

　
風がめっちゃ強い

　
ぶわーーーーーーーーーーーっと広がる海と岩！

　
足元には落書き！

はい、駅へ戻りましょう。
アドベンチャーワールドのある白浜は
駅のあっちこっちにパンダとペンギンがいるよー。






　
こんなおっさんもいるよ～


紀伊勝浦到着～。

熊野交通バスの往復割引チケット（1000円）を購入したら
駅前のbodaiで昼食。

　
中トロカツ（1500円）を注文。
すぐ出てきた。

サクッと揚がった中トロは、おいしいです。
おいしいけど、ちょっと高いです。
観光地価格なのか？

食べ終わったけど、バスまでまだ時間があるな～

　
駅前に足湯があるけど・・・
タオルないし、入れないなー

ボケッとバスを待っていると来ました。
颯爽と乗り込みます。

熊野古道の入口、大門坂は
『大門坂駐車場』ではなく
一つ先の『大門坂』で下車するが良いですよ。

なぜなら、近いからというのもありますが
駐車場からは上りであり
大門坂からは下りだから。

一般道と大門坂で、道は二股にわかれています。

　
これでもか！
と、大門坂が強調されていますので
まず迷うことはないでしょう。

今回、那智の滝前から帰りのバスに乗るんですが
1時間20分くらいしかない。
割と急ぎますよ。

　
えっちらおっちら約30分かけて、苔むした石畳を上って行き

　
熊野那智大社に到着！

　
参拝して、でかいおみくじひくと、中吉。
また中途半端な・・・

　
隣の青岸渡寺を通り抜けて

　
三重塔と滝の2ショット撮って

　
滝へ！

　
滝へ！

　
滝へ～～！

歩を進めます。

鎌倉時代の石段を下りると

　
飛瀧神社への入口に到着！

石段を下ると

　
念願の滝ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━

ちょっと水量が少ない気がしますが
でも感無量！
なんて神々しいんでしょう！｡･ﾟ･(ﾉ∀`)･ﾟ･｡

　
お滝拝所参入口で300円払って
延命長寿の水には目もくれず
もっと近くまで・・・

　
うおぉぉ━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━

虹がかかってるよ！！！

ありがとう！
なんか、ありがとう！
すっごい、ありがとう！

人もまばらで
滝、堪能。

飛瀧神社まで戻ってくると
ちょうど団体さん御一行が到着して
ワサワサしてた。


　
バス停の近くのお店で
せっかくなのでクソ寒い中ではありますが
黒飴ソフトをいただきます。

お、バスが来た。

帰りは紀伊勝浦からくろしおに乗っても良かったんですが
バスで途中下車して、那智駅から鈍行で串本駅へ。

なぜ串本なのかというと
紀伊勝浦でくろしおに乗るには、待ち時間が長い。
串本からも乗れる、以外に

ここが本州最南端の駅
という最大の理由があるからです。

滞在時間15分。
どこにも行けませんが。

　
とりあえず、駅前に設置されている
最南端の碑を撮ったら、ホームで電車を待ちます。

白浜駅到着。

空港行きのバスまで無駄に45分ほど時間があります。
駅前には何もなし。
近くのとれとれ市場は・・・いいや。

ボケッとバスを待っていると来ました。
出発時間は5時。
時間までまだあるけど乗れそうなので
颯爽と乗り込みます。

ちなみにバス車内に『空港』という表記はどこにもなく
アドベンチャーワールド
三段壁
に行くよ～となっています。

え、大丈夫？空港止まる？
チケット売場のおばちゃんはこのバスだって言ってたし
大丈夫かなー

さて、5時になりました。
バスは一向に発車する気配がありません。

運転士さんは外に出ちゃったし・・・
え？え？
このバスじゃないの？？

かなーり不安になりました。

そして5分経過。
1台の路線バスが到着。

すると、それを待っていたかのように
このバスが発車しました。

かのように、ではなく待ってた(^_^;)

こうして無事に空港にも止まり
帰ってきましたとさ。

さて、羽田からはモノレールで帰ってもいいんですが
ラッシュ時なので疲れちゃう☆
なのでたいていリムジンバスで最寄りの近くの駅まで帰ります。
今回も、それ。

まぁ体力的な問題もあるんですが
なにより首都高から見える東京タワーがすばらしく
あぁ、東京だなー
と、しみじみ感じられるから。

ワクワクしながら、その景色を待ってると・・・
トンネル？地下道？に入ったまま。
あれ？こんな長時間だっけ？

GPSで見ると、もう渋谷辺りまで来てしまった。
ずーっとトンネル？地下道？に入ったまま。
あれ？こんな長時間だっけ？

・・・そういえば、首都高がなんたらで
新宿まで近くなるとかならないとか
って、言ってたような、ないような・・・(´･_･`)

がっかり感ハンパなし。

こうして
禍福は糾える縄の如し
人間万事塞翁が馬

みたいな旅は終了しました。

―おしまい